令和7年記録帳戻る

   5月11日 昨日の神戸新聞、兵庫ノリが過去最高だって、これって他力だよね!下水施設から栄養塩を流したり海底を耕した取り組みの効果だと、この冬の兵庫県水産技術センターの栄養塩情報を見ると過去最低の情報だと私は見ている。この様な情報を神戸新聞は掲載するんだ。

 少なくても、小エビは過去最低の漁獲量だ。この様な情報は神戸新聞は掲載してくれない。5月に入って小エビ漁に出漁したが一日の漁獲量は3キロを下回った。過去最低だ。兵庫県水産技術センターの栄養塩情報と一致している。

 兵庫県は栄養塩の低下が海を壊した元凶だと言ってきたが、一向に海は良くならない。悪化の一途だ。小エビは殆どの魚類の餌である。餌が無くなると魚も減るだろう。次亜塩素酸ソーダは小エビに対し毒性があるとソーダ工業会のデータシートに記載されている。その次亜塩素酸ソーダを下水施設と関電の温排水から大量に毎日休まず流されている。

 そりゃあ小エビは消えるだろう。ホント今年の海は悪いよ、特に飾磨前から東と鞍掛島から上島を結んだ以北の海域が酷い事になっている。この海域の河川からは姫路市の下水施設からの残留塩素と姫路第一火力と姫路第二火力の温排水が大量に流されている。

 これを見ても原因は見えているだろう。左の記事から見えるのは、有明海の不漁がもたらした結果であることは読み取れるだろう。全国の総数量が少ないから価格が上がり、品質の低いノリでも価格の高騰で本来なら価格が付かない商品も採算に合うから製造枚数が上がったと言う事だ。

 近年有明海ではカモがノリを食ってしまっての被害が大きいとニュースで流れていた。また、複数県でチヌがノリを食ってしまって収穫の減少とも言っている。ノリ区画51号は食われたと言う話は聞いていない。チヌもこももおりますよ。冬の時期は、我々が残留塩素を指摘しているから冬はいくらかは減らしている。これは確実ですよ、だからノリ養殖が始まると幾らかは冬の魚の代表である赤シタは増えてくるからよくわかるよ、だけどこの冬は過去最低だったよ。
   5月6日 今日から夏の漁具に変わるが、天気が良くない近年小エビが激減しているが、特に昨年からは毎年操業する海域での減りかたは異常だ。今年はもっと少ないだろうと思う考えるだけで出漁する気がしない。

 魚もこの冬は特に少なかった。少し増えてのは2月に入ってからだが、この月初めに漁具をひん曲げてしまったり網を大破れしてしまったりで取りそこなってしまったよ、またこの冬は季節風の多い年でもあり出漁日数は最低を記録した。

 その上、ノリ区画51号跡の清掃も兼ねて操業できるのだが、最低の海だったようだ。私はこの日他の仕事の予定が入っていたので操業はしていなかった。

 この日の昼前に操業中の仲間から連絡が入った。聞いたところでは、シラサエビは僅かで小さく入ったヒラメはこれもサイズの小さいものが二枚で、トリ貝もいないと報告があった。結果昼前に操業を中断して帰港との話だった。

 昨年の8月9月の海の壊れ方がまだ引きずっている。これらの壊れた原因が関電と下水排水からの次亜塩素酸ソーダによる被害だ。

 それなのに、姫路第一火力の増設は絶対に認められない。関電は意見書の中身をよく検証して海水の使用から身を引くべきだ。

 未だに変更を知らあせないから、エネルギー庁へ関電の「排水口で残留塩素は検出されないこと」これを遵守していないことを報告した。
は   4月24日 今日私の船付き場の海水の色です。数日前までは夜光虫が少し多めの海水でしたが今日はこの色です。これでも残留塩素はあるようです。その証拠は青のりがまだ付着していません。

 今の時期では非常に珍しいです。記録としてアップしました。
   4月19日 左の写真は妻鹿漁港内にあるドックだが、写した日にちは今月2日下と同じ日である。青のりが大量に付着している事が分かる写真だ。

 以前にも紹介したことがあるが、姫路市の栽培センターから常時流されている使用済みの海水が流れる溝がある。この流れてくる海水は残留塩素はない。

 残留塩素がなければ青のりは育つ事が証明できる写真だ。長年関電が海を壊していると言う事を自覚し大企業として企業努力で次亜塩素酸ソーダの使用を止める努力をしなければならないだろう。
   4月14日 今日も今月2日に写した妻鹿漁港の赤灯台をアップ。護岸には付着物はない。この港へは流れ込む川がない。東部工業港と同じ構造だ。ただ一つ栽培センターが地下から海水をくみ上げて水槽で稚魚を育てて放流するまで育成している施設から常時海水を流しているが多くはない海水だけは流られている港だ。

 潮の満ち引きで流れ込む海水は関電からの温排水と滿汐時には東部析水宛からの放流水は流れ込んでいるだろう。両方の放水口から流されている方修水には残留塩素は我々は確認している。当然この港でも確認済みだ。

 私は二日出漁すると燃料を入れに妻鹿漁港にある県漁連の桟橋で燃料を入れに行っているから常時確認している。ここに来て周辺の護岸に青のりが確認できるところが出てきたのでアップしている所だ。
 
 少しだが海に変化が出てきている。おそらくだが、姫一の設備更新に意見書を出しているから、関電側に変化が出て当然と言えば当然だがその答えは未知数だ。

 同じ時期に下水排水からの残留塩素についても、元農林水産大臣政務官にも残留塩素の要望書も提出しているから、これからの結果が見ものだ。
   4月8日 左の写真は今月2日に写した飾磨港赤灯台を写したものである。下の東部工業港の赤灯台と同じ日に写している。

 両方を見比べると違いが見ただけで分かる写真だ。護岸に付着している海生生物の違いだ。飾磨港内に流れ込む川の違いが大きいと思う。

 
   4月6日 左の写真は今月2日に写した東部工業港赤灯台の護岸に付着している海生生物を狙って写したが、これと言った生き物は確認できない。

 同じ日に飾磨港赤灯台も映しているので後日アップする。
   4月1日 3月25日発行の兵庫県水産技術センターの栄養塩情報。今になって増えてきたようだ。不思議な事に飾磨港内には赤潮が水面に漂い出した。

 私の船着き場でも夜光虫が増えた。夜光虫が増える事は海にとっては良い現象だよ、次亜塩素酸ソーダの注入量が減ったことを意味している。

 夜光虫はアンモニアを排出する生き物だからだ。見た目はピンクの凄い色だが海にとっては多くなければよいものだ。

 推察だが、関電が増設に当たって残留塩素が確認されては困る事になるから減らしたと私は見ている。関電はこれから経済産業省へ増設の報告をするはずだ。

 今更減らしても遅いと思うよ、姫路の海を壊し続けた結果小エビも獲れない海にしてしまった関電の悪行をこのサイトには克明に記録されているからな。

 
   3月23日 今日は、今月14日に飾磨港赤灯台と東部工業港赤灯台の護岸に付着する生き物を比べる目的で写した写真をアップした。

 写した時間帯は10分程度の違いだがほぼ同時間帯と言ってよいだろう。写真上側は飾磨港の赤灯台で下側は東部工業港の赤灯台である。

 飾磨港赤灯台には、黒いノリが二月に入って確認でき出して、今の状態まで増えてきた。一方、東部工業港赤灯台には海苔と言える生き物はまったく確認できない状態である。

 この違いはどこにあるのか、飾磨港内には、夢前川、水尾川、船場川、野田川から流れ込む川があるが、東部工業港には流れ込む川がないが企業が使用した下水排水は流しているだろうがそれぐらいだ。

 しかし、飾磨港に流れ込む川の水には、我々の調査結果で全てで残留塩素が確認できている。だから青のりの付着は見られない。一つ考えられることは、雨が降り出した頃から黒いノリが目に付きだしていると思う。残留塩素濃度が薄まった結果青のりは育たないが黒いノリは育つまで濃度が下がった結果だろう。

 東部工業港は川の水がないため残留塩素濃度が下がらないから黒いノリも育たないと言う結果だろう。もう一つ考えられる事は今年1月20日に姫路第一火力の設備更新の意見書の受付終了日であったから我々と意見のある方々も意見書を送っているようだから、関電がこれは悪いと思って次亜塩素酸ソーダと塩酸の注入量を減らした結果かもしれない。

 そのうちに関電の悪行をアップする予定だ。

 
   3月17日 今年のイカナゴシンコ漁はさくねんよりは多かったと言う。私の予想は昨年より悪いと思っていた。昨年の8月9月の海の悪さは今まで見たことがない悪い海を見たからだ。

 またこの冬のシラサエビと赤シタの漁獲量は最低の海だった。ただ二月に入って赤シタだけは増えてきている。しかし赤シタ以外は取れない。

 イカナゴシンコ漁が終わるとマンが漁に変わる。こうなると赤シタが市場内にあふれる結果になると価格の低下に最悪だ。
   2月26日 左は神戸新聞今月23日の記事、「豊かな海へ二枚貝放流」兵庫県は未だに放流で海の再生をなんてことを行っている。

 元東京海洋大学名誉教授、水口憲哉氏から直接私は聞いている。「放流事業で海は蘇らない」。かなり以前に聞いている。

 会を放流すると餌となる植物プランクトンを捕食することは間違いない。その時には捕食した分植物プランクトンは減少する。

 栄養塩の無い海は植物プランクトンも居ないんですよ、この放流した貝が育つと他の生き物が今まで捕食していた生き物は何を食えばよいのか?と言う話になるんだよ、この理屈が分からない以上海の再生はないんだ。

 次亜塩素酸ソーダや塩酸で窒素を減らし、僅かばかりの植物プランクトンを残留塩素と塩酸で殺している海では「海の再生はありえない」特に関電は海水の電気分解、塩酸は、海水を産業廃棄物と変えている。

 これは、TBSで元東京海洋大学名誉教授水口憲哉が述べている。「塩素系薬剤の温排水は産業廃棄物」と、放送当時にはこのサイトで書き込みをしているから、喜六帳をさかのぼっていれば確認できると思うよ。
   2月224日 左は兵庫県水産技術センターの21日の栄養塩情報、西播磨は以前から最低の栄養塩だったが、ゼロと言っても間違いないだろう。そんな中昨日の神戸新聞に東播磨の海域に「豊かな海へ二枚貝放流」の記事が出ていた。後日アップする。

 
   2月19日 今月14日に写した東部工業港の赤灯台を写した。狙いは、青のりも付着していない護岸、今の時期に青のりも付着していないなんて関電よどんな温排水を流しているんだ。ちょっと感じを間違ったな「温廃水」だった。早い話産廃だったな・・・。

 これは、犯罪だよ。
   2月15日 左の写真は昨日写した写真だが、水深30メートル付近から20メートル付近にかけて繁殖している海藻だが名称は分からないが海底の砂が少し混ざる海域に大繁殖している厄介者だ。

 根っこが紫色でその先はクリーム色でよく見ると稲の穂のような感じでヌルヌルで長さは30センチ前後程度で海域によってはいっぱい繁殖している。今の冬の漁具では何とか入ってくるが、夏の漁具では何も入らないと思う。

 お金になる獲物は繁殖しないが、この様なお金に繋がらない生き物は幾らでも繁殖する。この原因は海水の成分が変化している事は明らかだ。

 一番の原因は残留塩素以外他には無いだろう。
   2月9日 5日の兵庫県技術センターの栄養塩情報、この冬は季節風が良く吹いて西播磨沿岸部海水栄養分の低い海水が東播磨の海域に到達してきたようだ。東播磨では池のかいぼりを行って栄養塩を増やす対策を行っているとネットニュースで見た。

 西播磨沿岸部では昨年秋以降は何も行っていない。残留塩素だらけの海域では、出来る対策は無いと言う事だろう。またこの冬は栄養塩を食いつぶす大型珪藻はまだ確認されていない。

 姫路市や関電は大型珪藻を増やさないため次亜塩素酸ソーダの注入量を減らさなかった結果だ。注入量を減らすと大型珪藻の繁殖を促すから減らさなかったと言う事だ。

 次亜塩素酸ソーダの注入量を増やして珪藻は増えないが栄養塩は増えない。それだけではない。海の生き物がすべて減少してしまう。結果海の中には生き物が激減してしまい。海の中の窒素循環が起きない結果になっていると言う事だ。

 だから、次亜塩素酸ソーダの使用は駄目だと言う結果になる。残留塩素が無くなれば塩素による毒性物質が無くなり植物プランクトンが増えそれを捕食する生き物が増える結果海の中には生き物が増え、正常な窒素循環が起きる事は明らかだ。

 関電は、今回の増設問題を大きく考えを直さないと、いずれ大問題が起きると思うよ、海水は使うな。嘘つき関電の汚名を返上にかじを切れ・・・。
  1月12日 昨日「公明党」参議院「高橋光男議員」と姫路市会議員「白井義一議員」酸たちとの懇談会を取って頂いた。(その時の写真左)

 壊された海をなおそう会の主要メンバーと要望書を手渡すことに成功した。悲惨な海をお伝え出来たと思う。国土交通省へのお願いを根拠を示しての要望書だ。
   1月10日 今日は皆さんにお願いがあります。今回姫路第一火力の設備更新だが事実上の増設であるのは事実だ。
そこで皆さんにお願いがあります。下記のURL から意見書を取り出し関電にお送り頂きたくお願いをする所存です。
残留塩素だらけの海にして、海生生物を死滅に近い海にしている関電に抗議文をお願いします。抗議文の内容は「残留塩素の海はいらない。塩酸まで使って海を壊すな」これだけで十分だと思います。期待しています。

今日の神戸新聞に今年のイカナゴのシンコは不漁との記事がありましたよ、当然だと思いますよこの冬は赤シタも激減だよ、ホント酷い海になってしまったよ、関電お前だよ・・・

 https://www.kepco.co.jp/energy_supply/energy/thermal_power/ourapproach/assessment_03.html
   令和7年1月9日 兵庫県水産技術センターの今年初の栄養塩情報をご紹介。私の意見では、良いとは言えない。当然だと思うよ、元を絶たない対策ではこんなものだろう。

 姫一の増設に反対の意見も言えない組合側、漁連には、あんぐりだ!!! 心ある方は関電に反対だと意見を送って頂きたい。

 今回の意見書はデジタルではだめだと、ペーパで無いとだめだと、なんと今のご時世に紙でなきゃいけないとは、時代遅れな企業だ。

 増設して環境に配慮と言うが、嘘がまる見えだ。